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1986年に『獅子王』に第1話が掲載された『ARIEL(エリアル)』。その後、順調に巻を重ね、20巻・52話にて完結、ということなりました。いや、長い間、楽しませてもらったなぁ。
笹本 祐一著 朝日ソノラマ (1987.3) ISBN : 4257763701 価格 : ?509 通常2-3日以内に発送します。 笹本 祐一著 朝日ソノラマ (2004.1) ISBN : 4257770112 価格 : ?520 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 突如として軌道上に出現した巨大宇宙船。全世界の放送を乗っ取って行われる侵略宣言。立ち向かうは、日本の最先端テテクノロジーが結集された巨大ロボットARIEL。地球の運命や、いかに!・・・・・・という、18年でも古臭すぎるラインが、偽りの無いメイン・プロット。 しかし、1. 侵略者の実態は、銀河帝国から征服事業の委託を受けた民間零細企業であり、補助金狙いのため、侵略期間の先延ばしを狙っている。2. 主役ロボットの開発と運用には、科学に対する情熱と個人的趣味が存分に注ぎ込まれており、ロボットが女性型なら操縦者も美人三人娘。という2つの味付けから、話がどんどん膨らみ、20巻・52話の大長編へと。それでも、肝心のメイン・プロットは、しっかり決着がついているから偉い。 ■感想 笹本祐一さんは、『妖精作戦』でファンになり、『ARIEL』も獅子王での連載開始を楽しみに待った憶えがあります。以降、毎年きちんと出版され続ける物語は、あっちへ転がりこっちへ転がり、無敵の宇宙戦士から伝説の宇宙怪獣、はてはタイム・トラベラーまで登場する広がりようとなりました。それでも、一話一話は、ストーリーとしてしっかり完結。各話は比較的短いこともあり、「大感動」ということはないのですが、一定の品質を期待しても裏切られることの無い定番購入商品として、毎巻安心して楽しませてもらいました。 また、ARIELと言えば、鈴木雅久氏の表紙と挿絵。掲載開始時から高い完成度で作品を飾っていた、カッチリしたメカとすっきりした美形キャラのイラストは、『ARIEL』のビジュアル・イメージと完全に一体化しており、この作品は笹本氏と鈴木氏の共作と言った方が良いのではないかという印象もあります。 長くても「超大作」という感じがしないライトさが、このシリーズのいいところ。完結したとはいえ、主要キャラの行く末など、話の膨らませようはいくらでもありそう。今後、外伝等も企画されているとのことですので、引き続き楽しみにしたいと思います。 ■関連リンク - ARIEL完結記念!プレゼントクイズ 出版元の朝日ソノラマのHP。クイズの回答募集は終わっているようですが、全20巻すべての表紙が一覧でおがめます。 PR |
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