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前のエントリーで大長編SF<ハイペリオン>四部作を再読した、という話を書いた折も折、日々のちょろいもさんでたらいまわし・本のTB企画「第4回 秋の夜長は長編小説!」という催しが開催されていたのを(今頃)発見。
なんたって長編の大好きなちょろいも。上下巻2段組、なんて聞くとそれだけで涎が…(笑)。というわけで、まったく個人的な嗜好によりみなさまのオススメの長編小説を知りたいなーと思って企画してみました。

私も分厚いハードカバーを見るとドキドキしてきてしまうタイプなので、遅ればせながら、ちょろいもさんの企画にTBさせていただくこととしました。

で、紹介させていただくのは、『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』の四作からなる、ダン・シモンズの<ハイペリオン>四部作。シリーズ物ではありますが、四作合わせて起承転結構成となっていることから、一つの大長編として読むべきものと思っています。

シモンズは、ホラーやらアクションやら様々な分野で傑作をものにする多芸な方ですが、この<ハイペリオン>はSF。しかも、古今東西(?)のありとあらゆるSFネタをおしげも無くぶち込み、「泣ける」上に「燃える」、ラブ・ロマンスから哲学論、格闘から艦隊決戦まで何でもござれの、文句無しの超大作。文庫版最終巻で解説を担当された夢枕獏氏は、これ一作読めば、もうSFは読む必要が無い最終兵器、というような意味で「これは最終SFに近い作品かもしれない」と書かれております。

ストーリーは・・・・・・無茶苦茶長い上、基本の設定とストーリー展開を説明するだけでネタばれになってしまうので、ここでは省略。

ちなみに、四部作合わせて、文庫版で計8冊・4,442ページ。一度に買うと、財布も腕も痛みますが、まとめて買わずに読み始めると、巻の切れ目で後悔することも確か。

SFではありますが、余計なウンチクでページをとるような水増しも無く、読み始めれば最後まで止められない止まらない一級品のエンターテインメントであり、肩のこらない長い長い話をお求めの方にはまさにおススメです。

■関連リンク

ちょうど、+ 深 い 海 の 底 +さんが<ハイペリオン>の感想を書かれていたのを、bookworm's blogさん経由で発見。
ひたすらに長い小説なので、なかなか取り掛かれないけれど、
機会があったらまた最初から読みたい作品。

いやぁ、そうなんですよね。私はこの作品、イチ押しなのですが、ホントに読み返すのが大変です。

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