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シャクルトン本第3弾。
エンデュアランス号大漂流 posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.11 エリザベス・コーディー・キメル〔著〕 / 千葉 茂樹訳 光文社 (2006.7) ISBN : 4334784348 価格 : ¥620 通常24時間以内に発送します。 ■紹介&感想 この本は、写真が多い&内容も簡単になっていて読みやすい、ということで、息子に読ませようと思って買ったもの。内容自体は、ランシングの本に含まれる範囲内。ただし、写真は、ランシングのものより格段に多い。 この本あるいは他の2冊にも掲載されている写真は、シャクルトン探検隊のメンバーだったジェイムズ・フランク・ハーレーによるもの。ハーレーという人は、写真撮影のみならず、さまざまな工作を工夫して、遭難生活に貢献したらしい。本人が撮影している姿の写真もあるが、もちろん1915年当時なので、三脚に据えた大きな箱で写真を撮っている。 彼もエレファント島に残されたメンバーの一人なのだが、シャクルトンが迎えにきた時にはさすがに、皆、士気の衰えを隠せないボロボロの状況だったらしいにも関わらず、到着したシャクルトンのボートを皆が歓声で出迎えるシーンを、そのデカい機材でしっかり写真に残している。 シャクルトン探検隊の物語については、ハーレーの写真が沢山残されていて、生々しい情景を振り返ってみることが出来る点が20世紀的。そのハーレーの写真140枚を収録したというのが、下記の本。ちょっと高くて入手できてません。 キャロライン・アレグザンダー著 / フランク・ハーレー写真/ 畔上 司訳 ソニー・マガジンズ (2002.9) ISBN : 4789719219 価格 : ¥3,780 通常2-3日以内に発送します。 ■他のシャクルトン本の紹介と感想 - アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』の紹介と感想 - アーネスト・シャクルトン『エンデュアランス号漂流記』の紹介と感想 PR |
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