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ピラミッド研究などで有名な早大の吉村先生のエッセイ。
題材は、タイトル通りエジプトの食物で、飲み物編・野菜料理編・魚料理編・鳥料理編・肉料理編に分かれています。

豊饒のナイル、ルクソールの食卓
吉村 作治著
中央公論社 (1996.7)
ISBN : 4122026466
価格 : ?897
この本は現在お取り扱いできません。



■内容と感想

普通、食欲が有るか無いかで調子がわかる、というか、調子が悪くなるとお腹も空かない、というものだと思います。で、自分の場合、お腹いっぱい食べた後の満腹感はもちろん「お腹、空いたなぁ」という感覚も、元気な証拠というか、生きている実感が湧いて好きなのです。
 
時々、こういう感覚を強めたくなって、食事の前などに料理の本やグルメ本を読んでみることがあります。お腹が減り気味のところに、おいしそうな料理の写真を見たり、食べ物の話を読んだりして、「あー、食べたい、腹減ってきたぁ」という感覚を味わうというわけです。
 
この本も、会社帰りに電車の中で読んで「お腹減った感覚」を味わおうと思って買ったのですが...どうも、あてはずれ。
 
どうやら、著者の吉村先生、エジプトの遺跡は好きでも、エジプトの食べ物はあまりお好きではないようなのです。「おいしかった」と書かれているのは異国の地で食べる日本食のことばかりなんですよね。エジプトの食文化についてはきっちり紹介されていてためになるのですが。(例えば、日本の味の基本を醤油と味噌とすると、エジプトはトマトピューレと塩・コショウ、だとか。トマト味が基本というのは、ちょっと意外でした)

食べ物紹介というより食文化紹介として書かれた本のようで、エスニックな中東料理についての涎の出そうな話を期待して買った自分には、ちょっと期待はずれでした

ただし、エジプト人の食生活・食生活については幅広く紹介されているので、食べてみたいなぁというものもありました。私が食べてみたいと思ったのは、次の2つ。
 
・ソラマメをミンチにして香辛料を足し、油で揚げる「ターメイヤ」
・羊肉の薄切りをたくさん鉄串に重ね差しして火であぶったものをパンにはさんで食べる「ショワルマ」
 
あ、昼飯前にこんなの書いていたら、腹が減ってきた。
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