メディヘン3から4への記事移行用なので3.5
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キム・スタンリー・ロビンスンの『南極大陸』では、南極探検黄金時代、すなわち20世紀初頭の南極点初到達が競われていた頃の南極探検の逸話が、いくつも紹介されている。『南極大陸』自体、南極圏での遭難とサバイバルがテーマの一つになっているし、また、淡々とした成功より華々しい悲劇の方が映えるということもあってか、そこで紹介されている逸話も、遭難の苦闘にまつわるものが多かった気がする。シャクルトン率いるエンデュアランス号の遭難もその一つ。
一方、最近、ビジネス関係の記事でも、ちらほらシャクルトンの名前を見かける。やはり、今の時代、大きな危難に負けなかったシャクルトンにあやかる必要があると言うことか。 そんなことから、シャクルトン探検隊の話については興味があったのだが、ちょうどそのテーマの本3冊を見つけたので、読んでみることにした。この記事は、その第1弾。 エンデュアランス号漂流 posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.11 アルフレッド・ランシング〔著〕 / 山本 光伸訳 新潮社 (2001.7) ISBN : 4102222219 価格 : ¥820 通常2-3日以内に発送します。 PR
楽しませてもらった『文学賞メッタ斬り!』の続巻が出るということで、当然購入。
文学賞メッタ斬り!リターンズ posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 6 大森 望著 / 豊崎 由美著 パルコ (2006.8) ISBN : 4891947411 価格 : ¥1,680 通常24時間以内に発送します。 ■内容 前作『文学賞メッタ斬り!』は、分野毎に主要文学賞を網羅するという難行偉業にチャレンジしていたこともあって、本文357pで14ラウンド(章)構成という、ちょっと忙しい作りになっていた。今回の『緑メッタ』は、同程度の厚みで以下の5ラウンド構成。1ラウンド1ラウンドが重厚になった印象。 ROUND1:島田雅彦・大森望・豊崎由美による公開トークショー ROUND2:名物「主要文学賞の選評、選考委員」レビュー対談 ROUND3:30歳以下の有望新人作家紹介対談 ROUND4:島田・大森・豊崎による“Z文学書選考会実況中継”と芥川賞・直木賞選考結果へのコメント対談 ROUND5:「W杯方式」による第1回文学賞メッタ斬り!大賞選考結果発表 付録「文学賞の値打ち(文学賞受賞作品一言レビュー集)」も'04年~'06年の3年分をカバーと言う大増量で健在。
中学生か高校生のころ読んで、ずっと本棚に並べていた本。
本棚を眺めているうちに、突然思い立って、約20年ぶりに再読。 ラ・プラタの博物学者 posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.19 ハドソン著 / 岩田 良吉訳 岩波書店 (1979) ISBN : 価格 : ¥683 この本は現在お取り扱いできません。
昨年末の発刊時、「科学の華々しい成果を1冊に凝縮」という惹句にひかれて買ったもの。その割には積読状態になっていて、ようやく読了。
ピーター・アトキンス著 / 斉藤 隆央訳 早川書房 (2004.12) ISBN : 4152086122 価格 : ?2,940 通常24時間以内に発送します。 ■内容 印象的なタイトルは、問題の抽象化・単純化という技法と検証可能性の重視という態度により、現代科学はガリレオから始まったと言える、という考えからとられたもの。ガリレオ以来の科学者たちが成し遂げた成果を、10の分野について紹介する科学解説書。 大森 望著 / 豊崎 由美著 パルコ (2004.3) 通常24時間以内に発送します。 ■内容 SF翻訳家・大森望氏とライター・豊崎由美氏(肩書きはカバー折り返しの著者紹介より)が、小説ジャンル全般に渡る各種文学賞の最新の授賞状況を巡り対談を繰り広げる。それだけだと、そもそもなんで単行本になるの?という感じだが、芥川賞・直木賞からミステリー、SF関係の賞まで、拡散した小説ジャンル全体の状況を「文学賞」という切り口で切り取ったアイデアに価値がある。 全体が14の章(ROUND)からなる。おおむね以下のような、三部構成となっている。 導入部は、芥川賞をはじめ、いわゆる「文学」系の文学賞(ROUND1?4)。続いて、現在好調(なんですよね?)で 境界的な作品も多いミステリー関係(ROUND5?9)。終盤は、ファンタジー、SFに触れた後、名誉賞的な賞に言及し、ラストを地方文学賞に充て、「文学賞甲子園」でオチとなる(ROUND10?13)……はずが、出版時期が芥川賞・直木賞発表直後となったということで、オーラスROUND EXは今年の両賞受賞作に関する電話対談で幕。 |
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