メディヘン3から4への記事移行用なので3.5
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創元SFは最近扱う作家数がとみに少ない分、厳選しているんだろうなぁという思いと、鶴田謙二の表紙に惹かれて購入。
マインドスター・ライジング 上 posted with 簡単リンクくん at 2006. 7.30 ピーター・F.ハミルトン著 / 竹川 典子訳 東京創元社 (2004.2) ISBN : 4488719015 価格 : ?819 通常2-3日以内に発送します。 マインドスター・ライジング 下 posted with 簡単リンクくん at 2006. 7.30 ピーター・F.ハミルトン著 / 竹川 典子訳 東京創元社 (2004.2) ISBN : 4488719023 価格 : ?819 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 舞台は近未来、政変による破壊的な社会混乱から立ち直りつつあるイギリス。実験的手術により超能力を強化された人間で構成された“マインドスター隊”出身の退役軍人グレッグ・マンデルは、フリーランスのトラブル・シューターとして糊口をしのぐ日々。新興企業イヴェント・ホライズン社を経営するフィリップ・イヴァンズの依頼を受けたグレッグは、同社の軌道工場における不正を解決する。しかし、フィリップの死後、孫娘ジュリアに経営を引きついだイヴェント・ホライズン社には、更なる陰謀が忍び寄る。かつての仲間と共にジュリアを助けるグレッグは、迫り来る脅威から彼女を守ることができるか・・・・・・ PR
推理小説はほとんど読まないのだが、なぜか笠井潔の<矢吹駆シリーズ>だけは、全巻集めている。その第2巻『サマー・アポカリプス』は、南仏一帯を舞台とし、キリスト教の異端として中世に滅ぼされた“カタリ派”をモチーフにしている。『サマー・アポカリプス』を読んで以来、中世の南仏一帯とカタリ派というものに漠然とした興味をいだいてきた。偶然、中世ヨーロッパ歴史小説の雄、佐藤賢一氏がカタリ派をテーマにした小説を書かれていることに気づいたので、読んでみることに。
佐藤 賢一著 集英社 (2003.7) ISBN : 4087753077 価格 : ?2,520 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 時は13世紀。英仏百年戦争によって、フランスの中央集権体制が強化される前の時代。舞台は、トゥールーズを中心とする南仏。この一帯は、「はい」が「オック」となるオック語圏(“ラングドック”)であり、オクシタニアとも呼ばれる。(一方、北部フランスは、オイル語圏(“ラングドイル”)とも呼ばれる)。 当時のオクシタニアは、アルビジョワ派あるいはカタリ派と呼ばれるキリスト教の宗派が栄えており、これを良しとしない当時のローマ・カソリック法王イノケンティウス三世が、アルビジョワ派廃滅を目指すアルビジョワ十字軍派遣を命ずる、というところから物語が始まる。 主な登場人物は、4人の男女。最初に登場するのは、アルビジョワ十字軍に参加し、ついにはその総帥に任ぜられた北部フランスの一領主、シモン・ドゥ・モンフォール。それに対するのは、オクシタニアの中心・「薔薇色の都」トゥールーズ(オック語では“トレサ”)を治めるトレサ伯ラモン七世。そして、共にトゥールーズの名家出身の幼なじみ同士の男女、エドモンとジラルダ。 物語は、戦争と信仰に翻弄される彼ら4人の運命を通して、オクシタニアの滅亡への道のりを描く。
『マルドゥック・スクランブル』日本SF大賞受賞記念、ということで昨年末に購入したものの、なぜか手につかず放っておいたもの。ようやく読みました。
冲方 丁著 徳間書店 (2002.4) ISBN : 419905104X 価格 : ?530 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 超次元的能力を持つ“感応者”がもたらした災厄から17年後の世界。三百億個の微細な立方体に“混断゛されつつ生き続ける被害者。感応者と普通人の軋轢がもたらしたテロ事件に、感応者である美少女ラファエルと敏腕捜査官パットが挑む。
馴染みの本屋で平積みになっていた、きれいな黄色の表紙の新書。手にとったら、素朴なイラスト満載だったため、なんだか嬉しくなって衝動買い。
ノルシュテイン氏の優雅な生活 posted with 簡単リンクくん at 2006. 7.27 ターニャ・ウスヴァイスカヤ著 / 〔児島 宏子日本語訳〕 / 〔小原 信利英語訳〕 ふゅーじょんぷろだくと (2003.11) ISBN : 4893933698 価格 : ¥780 通常1-3週間以内に発送します。 ■内容 『話の話』などで有名なロシア・アニメーションの巨匠ユーリ・ノルシュテイン。彼の弟子にして、助手兼買い物係のターニャ・ウスヴァイスカヤが、「1993年5月から2002年までの間に、主に友人、知人への私信や近況報告、日々の生活記録として描いたイラストを集めたもの」(本書奥付より)
『星虫』『鵺姫真話』から続く連作シリーズの3冊目。1作目しか読んでいないのに、平積みが眼に入ったせいで、なぜか買ってしまった。
岩本 隆雄著 朝日ソノラマ (2000.11) ISBN : 425776919X 価格 : ?650 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 人類史上初の試作スペース・コロニー。その一角を占める空き地にひっそりと建つ掘っ立て小屋。空き地の存在を知るものは、誰しもが、そのいわれを知りたがった。しかし、コロニー建築の責任者は、「コロニー実用1号完成までは話せない。その時になれば、誰もが空き地の存在に納得するだろう」と語るばかり・・・という、魅力的なプロローグで始まる物語。 本編の出だしは、スペース・コロニーとはまったく無縁。 主人公・宮脇年輝は、不運に見込まれた貧乏青年。ある晩、天邪鬼伝説で知られる「入らずの山」に建設中の産廃処理場を通りかかった彼は、立ち往生した美女の頼みを聞き入れたことから、天邪鬼に取り付かれることとなる。年輝と天邪鬼との共同生活はいかに・・・というのが、本編の出だし。「入らずの山」からスペース・コロニーから、見事なストーリー展開で話が進みます。 |
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